「ぽこ あ ポケモン」にドはまりし、エンディングを見た後もずっとプレイし続けた。それはもうブログの執筆を忘れるぐらいに。せっかくブログを始めて、「習慣づけて良い趣味にしよう」と決めたのにこの有様である。
それはともかく、実際に一通りプレイしてみて多くの気づきがあったので今回はプレイ体験ごとに分けて紹介したい。
もしこの記事を見ているあなたがまだ未購入で買うかどうか迷っているならば、ぜひ最後まで見て購入の判断材料にしてほしい。そしてこの記事、もしくはこのブログが購入のきっかけになるのならば幸いである。そして日常生活に支障が出るほどハマって欲しい。以前書いた記事も参考に。
【前回】まったりどころかがっつり楽しめる街づくり[ぽこ あ ポケモン]
※Ver1.01時点で、この記事を書いた2026年3月中旬ごろのレビューです。今後のアップデートによって変更、改善される場合があることを念頭に置いてください。
※また、ストーリーの楽しみを損なわない程度にネタバレがあります。ご注意ください。

【1】遊びやすいゲームシステム
まず、ストーリーに沿ってプレイすれば街作りの基本やポケモンとの交流方法といったことは覚えられる。また導線が丁寧だったり、ポケモンにヒントを教えてもらえることもあり、次に何をしたら良いかの目標がハッキリしている。
もし教えてもらったことを思い返したいときは、メニューから行ける「くらしのヒント」にてやれることを確認できるので、とにかく遊びやすいゲームとなっている。
【2】街作りは専念しやすく、やりやすい
一般的なサンドボックスゲームには斧やクワといった開拓の為の道具があり、場合によっては戦闘もあって道具や装備の性能さや耐久力なんかも考える必要があるが、ぽこポケにはそういった道具が無く、戦闘要素も無い。仲良くなったポケモンから「わざ」を教えてもらえばPPというわざの使えるリソースにさえ気をつければ良いので、街作りや探索に集中しやすい(PPも回復しやすい)。
またサンドボックスゲームあるあるとして、「何もない大地にポツンと置かれて何を作れば良いのかわからない」といったことがある。しかしストーリーで訪れる街は荒廃しているものの、欠けた道路や廃墟が残っていて、元の形を想像しながら直していくだけで街が復興していく。
そしてぽこポケには「けんちくキット」というものがあり、それを使って材料とポケモンさえ揃えれば後はポケモンが建物を建ててくれるので、「一から家を作る自身が無い」といった建築初心者でも街づくりがしやすい。

【3】個性豊かで魅力的なポケモン達
ポケモンゲームといえばバトルだが、先述の通り今作にはバトルが無いのでポケモンそのものの魅力に触れられることができる。ポケモンごとにのんびりな性格、豪快な性格といった色んなキャラ付けがされており、そして図鑑説明を見ればどういった環境や物が好きかがわかるので、それに沿って住処を快適にするといった楽しみがある。
またポケモン同士で交流することもあり、会話を聞いてそのポケモンについてさらに魅力を深めることもできる。


【4】世界観の奥深さ
ストーリーは荒廃した街の復興と消えた人間の手がかりを探すことが目的で、主に「人間とポケモンが再び暮らせるような街にすること」に重きが置かれている。バトルが無く平和なので特別に緩急が強いわけではないが、一部の場面ではグッとくることがあった。
また、ポケモンのお願いごとを聞いて探索していると見つけられる「ニンゲンのきろく」にて、人間とポケモンがまだ共存していた当時何が起こっていたかを確認することができ、それらを集めていくことで真相に近づくことができる。
そして街を探索していると原作の『ポケットモンスター』を遊んでいる人には馴染みの深い光景を見ることもできるので、それらを含めて考察していく面白さもある。

【5】探索や収集といった他の要素も面白い
街のフィールドは大きく、それぞれのストーリーで訪れる必要のある場所は全体の半分程度で、探索していくと新たなポケモンとの出会いやアイテム、そして先ほど述べた「ニンゲンのきろく」が見つかることがあるので、それらを集めていくこと自体が楽しく、また復興の際にポケモン達の新たな住処としてどう作っていくかという楽しみもある。
また、原作のBGMが聞けるCDやポケモンの生息地作成に繋がる化石集めといった収集要素もあり、それらとは別にただポケモンの暮らしぶりをカメラに収めたりといった、街づくり以外の面白さも存在している。一旦復興を後回しにしても問題ないといった自由に楽しめるところも今作の魅力である。
【6】アイテム管理は大変
サンドボックスゲームということでアイテムの種類は家具や材料、ブロックなど1000種類以上と膨大なのだが、それを管理するための機能については物足りなさを感じた。
アイテムを持ち歩く為のバッグは段階的に強化することができ、最終的に130枠(1枠99個)のアイテムを持ち歩くことができるのだが、クラフトに使う材料をこまめに集めたり、道を塞ぐ土砂の片づけなど、邪魔なブロックの除去を行っているとすぐにバッグがパンパンになる。
持ち歩けないアイテムは収納ボックスにしまうことになるのだが、それも一つで20枠(上位版で60枠)しか入らず、収納ボックスの一括管理もできないので、色んな街に行き来できるようになる中盤以降には「どのボックスにあのアイテム入れたんだっけ・・・」といった状況になりやすい。
特に種類の多いブロックや色が変えられる家具などで枠が埋まるので、「一つの街にできるだけ収納ボックスをまとめる」、「収納ボックスごとに種類分けする」といった対策が必要がある。
【7】連れ歩き時の挙動がちょっと怪しい
ポケモンは連れて歩くことができ、「火を点ける」といったアクションや「けんちく」のお手伝いをしてもらったり、住処の引っ越しができる。
ただ、たき火に火を点けてもらったり植物の成長を早めさせてもらう際に、目の前に対象があるのに反応が若干鈍いことがたまにあるのがちょっと気になった。もちろんすぐに反応する場合もあるので、大きな問題にならないが。
連れ歩きで一番気になるのは「遠くへ移動する場合」だ。例えば体の大きいポケモンは洞窟といった場所で十分な大きさの通り道が無いとつっかえてしまうので、十分な道を広げる必要がある。
また、後半では移動手段が充実するので目的地へ高速で移動することもできる。ただ、ポケモン達の移動速度はそこまで早くないので待つ時間ができたり、ポケモンがどこかでつっかえてしまい、来た道を戻る必要もでてくる。特に高低差がある場所や、体が小さく飛行手段を持たないポケモンに見られがちである。そこまでせかせかするゲームでは無いし、ポケモン達が移動しやすい道を作ることも醍醐味ではあるが、まだ街の復興が進んでいない段階だと気になる要素ではある。

最後に
全体としてちょっと気になる部分はあるが、それを含めてもこのゲームは「ポケモンをあまり知らなくても、サンドボックス未経験でも楽しめるゲーム」としてお勧めできる。
ストーリーをクリアしてもまだまだやれることがあり、まだまだ書けてない魅力なんかもあるので、今後もプレイしていて紹介したい要素だったり、今までのプレイを通しての思い出も記事にできたら良いと感じている。


